インプラント安定性ISQ測定器

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インプラント安定性ISQ測定器は、インプラント体が顎骨内でどれだけ安定しているかを数値化して測定する医療用診断機器です。
ISQとは「Implant Stability Quotient(インプラント安定指数)」の略で、非接触・非侵襲的にインプラントの初期固定および骨結合の進行状況を可視化できる国際的な指標として広く用いられています。ISQ値は1〜100の範囲で表示され、値が高いほど安定性が高いとされます。一般的にISQ 70以上は高い安定性、60~69は十分な安定性、60未満は注意を要する状態と判断されます。ISQ測定により、主観的な触診やX線だけでは評価しづらい“機械的安定性”を数値で把握できるため、診療の客観性と患者説明の明確化にも大きく貢献します。

【主な用途】
▶ インプラント埋入直後の安定性確認(初期固定の評価)
▶ 治癒期間中の骨結合(オッセオインテグレーション)のモニタリング
▶ 二次手術や補綴開始の適切なタイミング決定
▶ インプラント周囲炎や再評価時の追跡診断
▶ 即時荷重可否の判断材料として使用

インプラント安定性ISQ測定器は、インプラント治療の成功率を高めるための判断材料として世界中で使用されている評価機器です。臨床の信頼性を高めるだけでなく、患者への説明責任(インフォームドコンセント)の強化にも貢献します。